はじめに・・・
<aside> 👥 うちは社労士さんに給与計算を委託している ある月、社労士さんから言われた
先月はめずらしく深夜にお仕事されていた方もいらっしゃいました。 何か忙しかったのですか?
実は、先月、妻が倒れた 社長である私は 業務から離れることが多い月であった みんなには苦労をかけた、という自覚はある
ただ、タイムカードを見る、ということは思いつかなかった 業務が回っているのか?ばかりに気を取られていた
社労士さんに言われたタイムカードを見てみた みんな、いつもより働いてくれている また従業員に感謝の念が湧いてきた
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<aside> 👥 これは実話です。 私たち社労士は、タイムカード、お給料の向こうにいる人をみています。 給与計算は、あたかも従業員の方の通信簿のようなものです。 欠席はなかったか?遅刻は?早退は? 昇給があった、賞与があった、このような情報から、労務トラブルの事前防止や タイムカードなどの書類から、実際の働き方に想像力を働かせながら計算をしています。
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もくじ
ただ計算を行っているわけではありません。給与計算の「その先」を見据えて計算しています。
例えば、労働保険年度更新・算定基礎届・月額変更届・育児休業・介護休業、傷病手当金申請な ど給与計算が直結する手続きが多数あります。逆に休業や業務災害から給与に反映していくものもあり、様々な手続きが給与計算と連動しています。